親の介護が始まった──それも”毒親”だった場合
💖 この記事でお伝えしたいこと
✅ 毒親育ちでも、親の介護に向き合うことはできる
✅ 「全部抱え込まない」距離感が、自分も親も守ってくれる
✅ ケアマネジャーや制度に頼っていい
親の介護は、50代・60代で直面する方が多い、避けては通れない問題です。
子育てとは異なり、心の準備ができないまま始まることや、終わりの見えない不安に直面し、戸惑いやストレスを感じることも多いのではないでしょうか。
ましてや、その親が「毒親」だった場合──
どのような距離感で接すればよいのか、誰に相談すればいいのかすら分からない。
そんな悩みを一人で抱え込み、誰にも打ち明けられず苦しんでいる人も、決して少なくありません。
私が介護に関わることになったきっかけ

母は大阪市西成区で一人暮らしをしていて、日常生活はほとんど自分でこなしていました。
買い物だけは足が悪いため、ヘルパーさんにお願いしていた状態です。
私は大阪府箕面市に住んでいて、母の家までは片道2時間弱。
気になっても、すぐには駆けつけられない距離です。
市営住宅のトラブルが転機に
ある日、母が住む市営住宅で隣人トラブルが起きました。
その出来事をきっかけに、母は退去を余儀なくされてしまいました。
新しい住まいの準備と、重なる負担
新居探しから契約、保証人、家具家電の手配まですべて私が担当。
時間もお金もかかり、心が折れそうになったことも数え切れません。
それでも、「母を路頭に迷わせるわけにはいかない」と必死に動きました。
しかも、母からは感謝の言葉もなく、「それぐらいして当然」という態度。
「親だからってここまでしなきゃいけないの?」
そんな気持ちが心に積もっていきました。
私が介護から少し楽になれた”きっかけ”
姉のひと言が変えてくれた
ある日、姉が言ったんです。
「このままなら共倒れになるよ。ケアマネージャーさんに相談しない?」
誰かに頼るって考えがなかったので、そこは姉に取り次いでもらいました。

ここで私の介護が大きく変わったの
介護で一番つらかったのは、母の通院の付き添いでした。
毎回の病院が遠く、予定調整が本当に大変。

💡 通院の付き添いの負担、どう減らした?
実は「介護保険」と「医療保険」の使い分けを知ることで、通院の負担を大きく減らせることもあります。
👉 こちらの記事で詳しく紹介しています:毒親の介護|介護保険と医療保険は違う
ケアマネジャーという”頼れる存在”

ケアマネジャーさんには、母と姉とを交えて率直に相談しました。
「病院に毎回付き添うのが負担です」
「誰か代わりに対応できませんか」
そういった現実的な悩みを打ち明けることで、解決の糸口が見えてきたのです。
それまで「子どもがやるべき」と思い込んでいた私にとって、
「頼れる制度やサービスがありますよ」という言葉は、目からウロコでした。
ケアマネジャーとは、介護を受ける人とその家族の相談に乗り、最適なサービスを提案・調整してくれる専門家です。
ケアマネジャーさんの役割について、すごく分かりやすくまとまっているサイトを見つけました。
介護初心者だった私も、これを読んで「なるほど」と思いました。
参考にしてくれたら嬉しいです。
▶︎ ケアマネジャーの役割とは|業務内容を理解して賢く付き合うコツ(LIFULL介護)
少しでも「自分の手を離す」という選択肢があると気づけたことで、介護との付き合い方が大きく変わりました。
「助けを借りてもいい」
この気づきが、私にとって最も大きな転機だったのかもしれません。
まとめ|介護は「ひとりで頑張る」時代じゃない
介護というと、「手抜きしてはいけない」「全部自分でやらなければ」と思いがちです。
でも、今は制度やサービス、便利なネットツールがたくさんあります。
大切なのは、「全部抱え込まないこと」。
頼れる制度には頼り、使えるサービスはどんどん活用して。
私自身も、そうやって少しずつ心に余裕が生まれてきました。
介護の形は人それぞれ。
でも、頑張りすぎない工夫は、きっと誰にとっても必要なことだと思います。


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