1923年9月1日に発生した関東大震災をきっかけに、私たちは災害への備えの重要性を学びました。そしてこの教訓をもとに、「防災の日」が制定されました。
マグニチュード7.9という規模の巨大地震は、多くの建物の倒壊や大規模な火災を引き起こし、甚大な被害をもたらしました。この悲しい出来事を無駄にしないためにも、今を生きる私たちができることは、日頃から備えることです。
「自分には関係ない」と思わずに、大切な人や自分自身を守るために、まずは小さな備えから始めてみませんか?
防災の日は、その第一歩を踏み出すきっかけになります。
日本は地震大国

「えっ!?地震っていつ起こるかわからないんだよね…?ぼく、どうしたらいいの?

そうなの。だからこそ、今から準備を始めることが大事なんだよ。
さあ、一緒に“防災の基本”から学んでいこう!」
日本は世界の中でも有数の地震大国です。世界で起きるマグニチュード6以上の地震のおよそ2割が、日本周辺で発生しているとも言われています。阪神・淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)など、私たちの記憶にも残る大きな地震は少なくありません。
災害はいつ起こるかわからない
「災害は忘れたころにやってくる」とよく言われますが、これは決して昔のことわざではありません。
日本に暮らす私たちにとって、地震や台風などの自然災害は、いつ起きてもおかしくない現実です。
だからこそ、「防災の日」は、日常の当たり前を見直すきっかけとしてとても重要な日です。
家庭や暮らしの中で、いま自分にできる備えを考えるタイミングとして、ぜひ活用しましょう。
南海トラフ地震への備え
今後30年以内に70〜80%の確率で発生すると予測されている「南海トラフ地震」。
この巨大地震がもし発生すれば、津波・停電・断水・交通の寸断など、日常生活に深刻な被害をもたらすと想定されています。
そのため、
「まだ起きていないから大丈夫」ではなく、
「起きる前に備えておく」ことが、命と生活を守る第一歩になります。

じゃ一どうしたらいいの?

「まずは、“今すぐできること”から始めようよ!
水や食料を備えることや、非常用持ち出し袋を用意するだけでも初めようか
今からできる備えとは?
災害に備えて、何を準備すべきか?
大きな災害は、いつ・どこで起きるか分かりません。
だからこそ、「今のうちにできる備え」が何よりも大切です。
「じゃあ、具体的に何を準備すればいいの?」
🗣 防災くんと知ってちゃんの会話で学ぼう

もし地震が起きたら、どうしたらいいの? 何を準備しておけばいいのかな?」

「いい質問ね!
災害直後は、すぐに救助や支援が来ないこともあるから、自分や家族を守るための準備がとっても大事なんだよ。」
最低限そろえておきたい「基本の防災グッズ」
| アイテム | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 飲料水 | 1人あたり1日3L×3日分 | 熱中症予防のため、夏場は多めに準備 |
| 食料 | 調理不要のレトルト・缶詰など | アレルギー対応食があると安心 |
| 懐中電灯・ラジオ | 手回し式が便利 | 電池切れを防ぐため手回しが推奨 |
| モバイルバッテリー | スマホ充電用に必須 | 満充電で用意+充電コードも忘れずに |
| 救急セット | 常備薬も忘れずに | 持病がある人は多めに備蓄を |
| トイレ用品・衛生用品 | 簡易トイレ、ウェットティッシュなど | 消耗品なので定期的な入れ替えが必要 |
| 現金・身分証明書のコピー | 緊急時の本人確認・ATM用に | コピーはジップロックなど防水保管 |
「ひとつずつ揃えるのは大変…」
そこで必要なアイテムももちろんですが、災害に特化したアイテムも入っているのを、用意したら安心です。

すべて揃っている防災リュックがあれば助かるんでけど

防災リュックは色々あるけど、防災に特化した商品が入っていのがオススメ
実際に地震を経験された方が監修した実用性の高いセット、必要なものを厳選して揃えた防災ぐっずはこちら
一人用の非常用持ち出し袋
私のオススメはこれ
二人以上のご家庭用も別記事で載せていますので参照にしてください
実際どんなものがはいっいるの?
今回ご紹介した **「ひかりBOSAI 一人用防災リュック」**は、最低限必要なアイテムに加え、ヘルメットや寝袋(シュラフ)など、自分ではなかなか用意しにくい重要アイテムまで揃っているので、私自身とてもおすすめしています。
「どんなものが具体的に入っているの?」と気になる方のために、**このリュックの中身を詳しく解説した記事も別にご用意しています。**まずは一人用をチェックしてみてください。
追加でリュックにいれていて 良かったアイテム
. 処方箋の薬
- 理由:これはその人にとって命を支えるものです。例えば、高血圧、糖尿病、心臓疾患などの持病がある場合、薬を切らすと症状が悪化し、命に関わる危険があります。
- ポイント:防災バッグには最低3日分以上+お薬手帳や処方箋のコピーを入れておくと安心です。
2. メガネ(予備)
- 理由:視力矯正が必要な方にとって、メガネがなければ移動や作業、避難情報の確認すら難しくなります。コンタクトは衛生面の問題があるため、予備のメガネが現実的です。
- ポイント:古くても見えるものがあれば、それを予備として用意するとよいです。
3. 生理用品
- 理由:女性にとっては生理用品は衛生・精神面の安定のためにも欠かせません。避難所では十分な備蓄がないことが多く、配布があっても種類や量が合わないこともあります。
- ポイント:普段使っているものをそのまま数日分用意しておくのがおすすめです。
4. 下着の替え
- 理由:避難生活での不快感・衛生状態の悪化を防ぐために必要です。特に災害時はお風呂に入れない日が続くため、替えの下着があるだけで快適さが大きく変わります。
- ポイント:1〜2セット程度でも十分役立ちます。小さくたたんでジップ袋に入れておくと衛生的です。

処方箋やメガネは事前に用意できないよ!

リュックの持ち手やチャックのところに、目立つ紙やタグをぶら下げるとかどう
処方箋 持った?メガネかけた?
📝 最後に
地震などの自然災害は、いつ起きるかわからないからこそ、「今」からの準備がとても大切です。
少しずつでも備えを整えておくことで、いざというときに落ち着いて行動できるはずです。
あなたの大切な時間と命を守るために、何を選ぶか。そのお手伝いができれば幸いです。
また、台風などはある程度事前に備えることができる災害でもあります。
これからの記事では、そうした災害への対策や、暮らしに役立つ防災の工夫も発信していきますので、ぜひ引き続きご覧いただけたら嬉しいです。



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