毒親の介護 お金で揉めないコツ

立て替えたお金がもどる 「お金と健康とインコのいる暮らし」

毒親介護とお金の問題 ― 長く続けるために大切なこと

介護は長丁場。だからこそ、無理をしないことが一番大切です。
私もこれまでのブログで何度か書いてきましたが、
親との関係が複雑な「毒親介護」では、
お金の問題がきっかけで気持ちがすれ違うことが本当に多いんです。

昔のように「子どもが親をみるのが当たり前」という時代ではありません。
今は、介護サービスや制度、地域の支援など、さまざまな選択肢があります。
だからこそ、自分の生活や気持ちにあった方法を選ぶことが、
介護を続けるためのコツだと思います。

実の親子ほど お金問題で揉め事が起こります

母の日常の買い物は、ヘルパーさんに同行してもらっていて、
とても助かっています。

ただ、介護サービスの時間内では、
主に食材など“その日の食事に使うもの”しか買えません。

そこで、かさばるオムツやパッド、お米などの重いものは、
私がLOHACO(ロハコ)で注文し、母に直接送っています。

以前の記事を参照してください

もちろん支払いは私のクレジットカード。
「後で精算しよう」と思っていても、
ついタイミングを逃してしまったり、言い出しにくかったり…。

金額は大きくなくても、こうした**“ちょっとした立て替え”**が
積み重なると、後々の誤解やモヤモヤにつながります。

クレジットカードで立て替えたお金 どうしたらいい?

最初のころは、母に現金書留で送ってもらっていました。
けれど、母自身が小銭を用意するのも大変で、
郵便局まで足を運ぶのも、足の悪い母にとっては一苦労でした。

私のほうも、立て替えるたびに連絡をして、
「何を買ったのか」を細かく説明するのが、最初はなかなか大変でした。

銀行の 「自動送金(定額自動振込)」 というサービス

そこで、現金書留はやめて、別の方法を考えることにしました。
ネット銀行での送金も検討しましたが、
高齢の母には操作が難しく、手続きのハードルも高いと感じました。

最終的に、私は**銀行で「毎月決まった金額を私の口座へ自動で振り込んでもらう方法」**を選びました。
この方法なら、母が一度銀行窓口で手続きを済ませれば、
そのあとは毎月自動で振り込まれるので、お互いに安心です。

立て替えたお金をその都度説明する手間もなくなり、
お金のやり取りで気まずくなることも減りました。

ほんの小さな工夫ですが、介護を続けていく中で本当に助かって

知ってちゃん
知ってちゃん

そんなサービスがあるのね 詳しく教えて


手続きは一度だけ、便利な自動送金 銀行で手続きしましょう

この「自動送金(定額自動振込)」は、銀行窓口で一度手続きをするだけでOK。
その後は、毎月決まった日に自動で振込が行われます。

母も郵便局へ行く必要がなくなり、
日常品などの立て替えの悩みもすっかり解消しました。

私の場合は、毎月お米などの購入もあるため、1万5千円にしていますが、各家庭状況によって、違ってきますので、あくまでも参照にしてください。

💴 郵便局と銀行の「自動送金(定額振込)」の違い

比較項目ゆうちょ銀行(郵便局)一般の銀行(みずほ・三菱UFJ・地方銀行など)
サービス名自動送金(通常貯金口座間の送金)定額自動振込サービス・自動送金サービス
申込方法窓口で申込用紙に記入(通帳・印鑑・本人確認書類が必要)窓口で申込、または銀行によってはネット申込も可能
振込先の範囲ゆうちょ口座 → ゆうちょ口座のみ同銀行内・他銀行宛どちらも可能
振込手数料月1件110円(同行宛)〜、他行宛は料金が高め同行宛は無料〜110円程度、他行宛は220〜330円前後
振込日設定毎月6日・12日・20日・26日など、指定日から選択毎月任意の日を自由に設定可能(例:25日など)
初回手続き本人が窓口でのみ手続き可本人または代理人(委任状持参)で手続き可
反映日通常、翌営業日(休日は翌々営業日)銀行によって異なるが、指定日に即日反映が多い
特徴高齢者にやさしく、全国どこでも使える他銀行やネット連携が強く、使い方の自由度が高い

参考として掲載しています。詳細は各金融機関の窓口でご確認ください

ゆうちょ銀行(郵便局)

三井住友銀行「定額自動送金(きちんと振込)」

三菱UFJ銀行「定額自動送金サービス」

みずほ銀行「みずほ自動送金サービス」

りそな銀行「自動送金サービス(振込・振替)」FAQ



💡まとめ:お金の工夫が心の余裕につながる

介護の中で「お金の話」は、思っている以上に心の負担になります。
でも、仕組みを整えるだけで、関係が穏やかになることもあるんです。

💬 今後は、親からの定期的なお金の受け取りに関して、
年末に一部を返す方法や、相続税への影響についても詳しく取り上げていく予定です。

もし同じような悩みをお持ちの方がいれば、ぜひチェックしていただけたら嬉しいです😊

親の立場から見ても、「お願いしなくても済む」安心感がありますし、
子どもの立場からも「説明の手間が減る」ことでストレスが軽くなります。

介護は、続けるための工夫が何より大切
お金のトラブルを防ぐことは、介護を穏やかに続ける第一歩です。

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